niche 彫像・花瓶などをおくために壁をえぐって作られたくぼみ。およそ、平面と頂部は半円形に作ることが多いようです。
alcove 廊下の一隅や、室内に面して一部ひっこませた部分をいいます。ニッチより大きいものを指すようです。ニッチもアルコーブもできちゃった、ということよりも、意匠的に意図して設けられるのが普通です。和風ではほら床がこれに当たるでしょう。床の間も仲間にいれていいと思います。 こういうところに特別なものを置いて、なにか心のよりどころするのはどの国でも共通なようですね。
alcove 床(とこ)の形式で、床前一部壁がついたり、壁の入り隅も塗り回している床をいいます。茶室や数寄屋によく用いられる手法です。 ちなみに、床の多くはは入り隅に柱型が見えていて、この部分を四分一(しぶいち)といいます。四分一を見せず土で塗りまわすと野趣がでますが、そのためには柱のかどを予め欠き取っておく必要があります。